DAO Sign

契約データ・AIチェックのデータ取扱いについて

最終更新:2026年9月30日

DAO Signでは、「契約データはデータベースに保存しない」「本人以外が閲覧できる画面がない」「運営が内容を見られない」といった説明をトップページやFAQで行っていますが、これらは指す範囲が異なる別々の話です。このページでは、契約書やAIチェックにまつわるデータが実際にどこへ送られ、どこにどれだけの期間残り、誰がどのような条件でアクセスできるのかを、仕様に沿って具体的にまとめています。法的な取り扱いの正式な定めはプライバシーポリシーをご覧ください。

1. AIチェックの送信先

AIリーガルチェックの解析処理には、Anthropic, PBC(米国)が提供するClaude APIを利用しています。契約書のPDFデータと、文書の種別・カテゴリ・相手方名などの属性情報を、解析のためにAnthropic社のAPIへ送信します。自社でAIモデルを開発・運用しているわけではなく、外部の商用APIを呼び出す形です。

2. AIモデルの学習への利用

Anthropic社の商用API利用規約に基づき、API経由で送信したデータが、Anthropic社のAIモデルの学習に利用されることはありません(Anthropic社が商用APIの利用者向けに定める標準的な方針です)。詳細はAnthropic社が公開しているプライバシー関連の文書をご確認いただけます。DAO Inc.が、送信した契約書データを社内でAIの学習や分析に転用することもありません。

3. 原文・結果の保存期間

保存の有無・期間は、誰がどの機能でAIチェックを実行したかによって異なります。

  • 送信者が、DAO Sign経由で送受信する契約書に対して実行した場合: チェック結果は、その契約書のデータ(Document)に紐づけて保存されます。締結済み文書と同様、改ざん防止・証明のための記録として扱われるため、契約自体の保存期間中は保持され、解約によって自動的に削除されることはありません。
  • 署名者(受信者)が、署名前に独立して実行した場合: 実行結果はデータベースに一切保存されません。実行のたびにその場で表示されるのみで、送信者にもDAO Inc.にも結果は残りません。
  • 他社サービス経由・メール添付の契約書を単独でアップロードしてチェックした場合(外部契約書チェック): アップロードした法人のアカウントに紐づけて保存されます。同じ契約書を開き直した際に再度AIを呼び出さずに済むよう、チェック結果と、AIに下書きさせた修正依頼文はキャッシュとして保持されます。

4. 削除方法

現時点では、AIチェック結果や単独チェックの履歴のみを画面から個別に削除する機能はご用意できていません。削除をご希望の場合は、プライバシーポリシー第7条に基づき、contact@dao-inc.org宛にご連絡ください。締結が完了した契約書及びその証明記録については、証明としての性質上、削除・訂正のご希望に沿えない場合があります。

5. 運営(DAO Inc.)のアクセス条件

通常の運用において、DAO Inc.の従業員が契約内容やAIチェック結果を画面上で閲覧することはありません。各法人の管理者が設定した権限の範囲を超えて、運営が契約書やチェック結果を閲覧できる画面・機能は用意していません。署名者(受信者)が実行したAIチェックについては、そもそも結果自体を保存していないため、技術的にも閲覧できません。

一方で、データベース自体は当社が運用するクラウド基盤上にあり、障害対応や保守など、サービス運用上やむを得ない場合に限り、少数の権限を持つ担当エンジニアが技術的にアクセスできる基盤である点は正直にお伝えしておきます。通常の業務フローの中で契約内容を閲覧する運用は行っていません。